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アラキドン酸の使い方や選び方をガイド!
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化学構造式から理解してみよう

化学構造式と聞くと「なんだか難しそう」と思うかも知れませんが、化学構造式とはなんでしょう。
文字通りどのような成分がどういうふうに繋がっているのか、という構造が書かれています。

アラキドン酸を構造式で書くと「20 4 CH3(CH2)4(CH=CHCH2)4(CH2)COOH」となります。
アルファベットと数字が並んでいるだけですが、これは20個の炭素が繋がっていて、途中に4つの二重結合があるということを意味しています。
長い式なので省略すると「20:4, n-6」となり、n-6は脂肪酸を表しています。

脂肪酸は二重結合の数によって不飽和酸、一価不飽和酸、多価不飽和酸の3つに分類されます。
さらに二重結合の位置によってn-3とn-6に分かれます。
アラキドン酸はn-6系多価不飽和酸に分類されます。

言葉では分かりにくいですが、図式にすると20本の線がギザギザと繋がっていて、途中で4か所二重になっているイメージです。
図式といえば蜂の巣のような六角形が沢山あるイメージですが、不飽和脂肪酸であるアラキドン酸の図式はとてもシンプルなものです。
アラキドン酸カスケードもアラキドン酸から始まり、リポキシゲナーゼ回路とシクロオキシゲナーゼ回路に分かれ、さらにロイコトリエンとプロスタグランジンへと繋がっていくシンプルな構造となっています。

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